元請けからシロアリ防除を勧められて、「小さい子どもやペットがいるけど、薬剤って大丈夫なの?」と不安になる方は多いはずです。まず結論から。使われるのは、効果と安全性の基準を満たした「認定薬剤」です。正しく使えば、日常生活で問題になることは多くありません。ただ、施工中から乾くまでの配慮はあります。中身と注意点を、正直にお話しします。
この記事でわかること
- 「認定薬剤」とは何か、どんな基準のものか
- 子ども・ペット・妊娠中の家族がいる場合の配慮
- 施工の前後で気をつけること
「認定薬剤」とは何か
シロアリ防除に使う薬剤は、どんなものでもよいわけではありません。公益社団法人 日本しろあり対策協会が、効果と安全性の両面から認定した薬剤があり、私たちはそれを使っています。むやみに強い薬を大量に使うのではなく、基準を満たした薬剤を、決められた濃度と方法で、必要な場所にだけ使う——これが基本です。
子ども・ペット・妊娠中の家族がいる場合
いま主流の認定薬剤は、揮発しにくく、施工するのも床下や土壌という、居住空間とは床で区切られた場所です。正しく施工すれば、室内の空気に影響が出ることは多くありません。
それでも気になる場合は、においや刺激の少ないタイプを選んだり、薬剤を面で使わず、餌で対処する「ベイト工法」という方法もあります。選択肢があることを知っておくと、相談がしやすくなります。
施工の前後で気をつけること
当日の流れの中で、気をつけたいのは次の点です。
- 施工中は在宅でもかまいませんが、床下作業の音や、多少のにおいはあります
- ペットは、施工箇所(床下点検口のまわりなど)に近づけないようにする
- 施工後しばらくは、念のため換気をする
- 使った薬剤の名前や成分を、完了報告書で確認しておく
「安全です」で終わらせないために
正直に言えば、どんな薬剤もリスクがまったくゼロというわけではありません。だからこそ大事なのは、「何を・どれだけ・どこに使ったか」を記録に残す会社を選ぶことです。あとから報告書で確認できる。それが、口先の「安全です」よりずっと信頼できる安心の形だと考えています。
まとめ:記録で確かめられる安心を
認定薬剤を、正しい方法で、必要な場所にだけ。そして使ったものを記録に残す。この積み重ねが、薬剤への不安に対する誠実な答えだと思っています。使う薬剤や工事の内容について気になることは、遠慮なく確認してください。点検やお見積りの窓口は、お住まいの元請け(ご購入時のアフターサービス窓口)です。
この記事を読んだら、次は
□ そもそも予防が5年ごとな理由を知る → シロアリ予防はなぜ5年ごと?薬剤の効果期限と点検時期の目安
□ 依頼する場合 → ご購入時のアフターサービス窓口(元請け)へ。売買契約書類・保証書の巻末に連絡先の記載があります
□ 訪問営業が来たときの備え → シロアリ防除の営業が来たら|確認リスト
よくある質問
Q. シロアリ防除の施工中は家にいても大丈夫?
A. 在宅のままで問題ないことが多いです。作業は床下で行うため、居住空間に直接薬剤がかかることはありません。臭いが気になる場合は、施工後にしばらく換気してください。
Q. 子どもやペットへの影響はない?
A. 認定薬剤を正しく施工すれば、日常生活で問題になることは多くありません。それでも心配な場合は、低臭タイプの薬剤や、餌で対処するベイト工法という選択肢もあります。施工当日は、作業箇所にペットを近づけないようにしましょう。
Q. どんな薬剤を使ったか確認できる?
A. 信頼できる施工なら、使った薬剤名や成分を完了報告書に記録して渡してくれます。何を使ったかを後から確認できることが、安心の目印です。
ホームキーパー|家の見えない場所を、診て、守って、記録する。「建物ケア」の会社です。