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2026.07.10

写真付き完了報告書とは|施工後に確認すべきポイント

シロアリ防除や床下の工事が終わると、「写真付きの完了報告書」を渡されることがあります。床下は、住んでいる人が自分では見られない場所です。だからこの報告書が、「工事が本当に、きちんと行われた」という証拠になります。ただ、受け取っても、どこを見ればいいのか分からない——という方は少なくありません。作る側から、確認すべきポイントを解説します。

この記事でわかること

  • 完了報告書に何が載っているか
  • 施工後、どこを確認すればいいか
  • 報告書を「標準で出す」会社を選ぶ意味

なぜ「写真付き」の報告書が必要なのか

床下の工事には、ひとつ大きな特徴があります。施主が、その場を自分の目で確認できないことです。本当に作業したのか、仕上がりはどうなのか、あとから見に行くこともできません。だからこそ、写真で残す。着工前・施工中・完了の3枚がそろって、はじめて「たしかにやった」という記録になります。

完了報告書の「3点セット」着工前施工中完了3枚そろって、はじめて「本当にやった証拠」になります。

完了報告書に載っているもの

しっかりした報告書には、次のような内容が入っています。

  • 着工前の写真:工事する前の、床下の状態
  • 施工中の写真:実際に作業している様子
  • 完了の写真:仕上がった状態
  • 使った薬剤名・使用量(薬剤の安全性が気になる方はここを確認)
  • 施工した箇所の図や、施工日・担当者
  • 保証の内容と期間

施工後に確認すべきポイント

報告書を受け取ったら、次の点を見てください。

  • 写真が自分の家のものか(床下の柱や配管の位置など、特徴で照合する)
  • 着工前から完了で、状態が変わっている
  • 使った薬剤名が書かれているか
  • 気になっていた箇所が、ちゃんと写っているか

ここが確認できれば、その工事は「見える形」で残ったことになります。

報告書がない・写真がない工事は?

正直にお伝えします。見えない場所の工事で記録が残らないのは、「あとから確認できない」ということです。何をどこまでやったのか、施主には分かりません。だからこそ、写真付きの報告書を”標準で”出す会社を選ぶことをおすすめします。頼まないと出てこない、という時点で、一度立ち止まってよいと思います。

まとめ:記録は、いちばん静かな信頼

派手な言葉より、3枚の写真と、使った薬剤の記録。それが、見えない工事に対するいちばん誠実な答えだと思っています。報告書は、次の点検のときにも、家を手放すときにも役立ちます。保証書と一緒に、大切に保管してください。工事の内容や報告書について気になることは、お住まいの元請け(ご購入時のアフターサービス窓口)に確認できます。

この記事を読んだら、次は

□ その点検・工事が信頼できるか見極めたい → シロアリ点検は怪しい?悪質業者の手口と信頼できる点検の見分け方

□ 依頼する場合 → ご購入時のアフターサービス窓口(元請け)へ。売買契約書類・保証書の巻末に連絡先の記載があります

□ 使う薬剤の安全性が気になる → シロアリ防除の薬剤は安全か

よくある質問

Q. 完了報告書はもらえる?
A. 会社によります。写真付きの報告書を標準で渡すところもあれば、頼まないと出ないところもあります。契約する前に「写真付きの完了報告書はもらえますか」と確認しておくと安心です。

Q. 報告書のどこを見ればいい?
A. 写真が自分の家のものか、着工前から完了で状態が変わっているか、使った薬剤名が書かれているか。この3点をまず確認してください。

Q. 報告書は保管したほうがいい?
A. はい。次の点検の参考になり、家を売るときには手入れの記録にもなります。保証書と一緒に保管しておきましょう。

ホームキーパー|家の見えない場所を、診て、守って、記録する。「建物ケア」の会社です。

この記事を書いた人|ホームキーパー施工チーム

建売住宅の床下・配管を数多く手がけてきた、有資格の施工チームです。公益社団法人 日本しろあり対策協会の認定薬剤を使い、着工前・施工中・完了の写真付き完了報告書を標準でお渡ししています。見えない場所の工事だからこそ、記録に残して初めて意味があると考えています。

→ 「建物ケア」という考え方を見る

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